旅館業を始めたい方から、非常によく聞かれるのが「どれくらい時間がかかりますか?」という質問です。
結論から言うと、旅館業(簡易宿所)は、物件契約から営業開始まで数か月かかることが多いです。
特に古い戸建てや町家の場合は、消防設備や建築基準法の問題があるため、想定以上に時間がかかることがあります。
一般的な流れとしては、
・物件探し ・事前調査 ・保健所、消防、建築指導課との協議 ・図面作成 ・工事 ・消防検査 ・保健所検査 ・許可取得
という順番になります。
事前調査だけでも、数週間かかることがあります。
また、消防設備工事や内装工事には1か月以上かかることもあります。
さらに、金沢市では看板掲示や近隣説明が必要になることがあり、その期間も見込んでおく必要があります。
特に多いのが、「来月には営業したい」という相談です。
しかし、旅館業はそこまで短期間で進むことは少ないです。
工事内容にもよりますが、少なくとも2〜4か月程度は見ておきたいところです。
古い建物や大規模改修が必要な場合は、さらに時間がかかることがあります。
逆に、民泊(住宅宿泊事業)は比較的早く進めやすいです。
ただし、民泊でも消防設備や家主承諾、管理規約などの確認が必要です。
旅館業や民泊は、スケジュールに余裕を持って進めることが重要です。
急いで進めようとすると、工事が間に合わない、消防設備が間に合わない、検査に落ちるといったことがあります。
そのため、開業時期から逆算して、早めに動くことが重要です。
契約する前に、見せてください。
行政書士高見裕樹事務所 住所:石川県金沢市額谷3丁目2番地 和峰ビル1階北
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