~最近増えている“民泊への切替案件”の実態とは~
「旅館業が無理なら民泊で」は危険です
~最近増えている“民泊への切替案件”の実態とは~
最近かなり増えています。
「最初は旅館業で考えていました。」
という相談。
しかし途中で、
- 建築
- 消防
- 施設外玄関帳場
- 建物条件
- 用途制限
などの問題が出てくる。
その結果、
「民泊ならできますか?」
という流れになるケースがあります。
これは今、
本当に増えています。
特に、
- 古民家
- 小規模物件
- マンション型
- 郊外物件
などで多いです。
ただ、
ここでかなり重要なのが、
“民泊なら簡単”
ではないことです。
実際には、
民泊でも止まるケース
はかなりあります。
今回は、
なぜ最近、
旅館業から民泊へ切り替えるケースが増えているのか。
そして、
民泊で本当に多い勘違い
について、
実務ベースでお話します。
まず、「旅館業」と「民泊」は別制度です
ここをかなり誤解されます。
営業者側としては、
「宿泊事業だから同じ」
という感覚になりやすい。
しかし実際には、
- 根拠法
- 運営ルール
- 営業日数
- 管理体制
などが異なります。
つまり、
旅館業が難しい
↓
民泊なら全部OK
という単純な話ではありません。
ここを勘違いして進めると、
後で止まります。
なぜ最近「民泊へ切替」が増えているのか
これはかなり理由があります。
特に最近多いのが、
旅館業(簡易宿所)で、
- 帳場問題
- 建築関係
- 消防設備
- 運営体制
などが厳しくなるケース。
特に金沢市等では、
“施設外玄関帳場”
が重要論点になることがあります。
しかし、
- 帳場を確保できない
- 運営体制を組めない
- コストが合わない
というケースが出てくる。
その結果、
「民泊へ切り替えたい」
となる。
これはかなり増えています。
「180日営業」を軽く考えると危険です
民泊で非常に重要なのが、
年間営業日数。
住宅宿泊事業(民泊)は、
年間180日上限
があります。
つまり、
365日自由に営業できる制度
ではありません。
ここを軽く考えているケースがあります。
特に投資案件では、
収支計画
に大きく影響します。
つまり、
「旅館業が難しいから民泊」
と切り替えても、
そもそも事業計画が成立しない
ケースがあります。
「マンションなら民泊しやすい」は危険です
これもかなり多いです。
営業者としては、
「マンションの方が始めやすそう」
と思う。
しかし実際には、
管理規約
で止まるケースがあります。
例えば、
- 民泊禁止
- 不特定多数利用禁止
- 宿泊営業禁止
など。
つまり、
大家OK
でも、
管理規約NG
というケースがあります。
これは本当に多いです。
「無人運営」が問題になるケースもあります
最近は、
- スマートロック
- オンラインチェックイン
- 無人運営
も増えています。
しかし実際には、
- 苦情対応
- 緊急対応
- 本人確認
など、
管理体制が重要です。
特に近隣トラブルは、
かなり問題になります。
営業者側としては、
「効率的に回したい」
と思っている。
しかし実務では、
“管理できるか”
が見られます。
近隣トラブルを軽く見ると危険です
民泊でかなり多いのが、
近隣問題。
特に、
- ゴミ
- 騒音
- 路上喫煙
- 深夜出入り
など。
営業者自身は問題なくても、
宿泊者の行動
で苦情になるケースがあります。
そして最近は、
地域側もかなり敏感です。
つまり、
「営業できれば終わり」
ではありません。
運営開始後も重要です。
「古民家なら民泊向き」も危険です
これもかなりあります。
たしかに、
古民家と民泊は相性が良く見えます。
しかし実際には、
- 消防
- 避難
- 管理
- 建築
など、
確認事項があります。
特に古い建物では、
「想定より工事が必要」
となるケースもあります。
つまり、
雰囲気だけでは進められません。
「民泊なら行政が緩い」は誤解です
これもかなりあります。
営業者側としては、
「旅館業より簡単」
と思っている。
たしかに、
制度上の違いはあります。
しかし実際には、
- 届出内容
- 標識
- 管理体制
- 近隣対応
など、
確認事項はあります。
つまり、
“ノーチェックでできる制度”
ではありません。
実際には「旅館業の方が向いていた」ケースもあります
ここはかなり重要です。
最近は、
旅館業が難しそう
↓
とりあえず民泊
という流れがあります。
しかし実際には、
- 立地
- 運営方法
- 収支
を考えると、
旅館業の方が向いていた
ケースもあります。
つまり、
「どちらが簡単か」
ではなく、
「どちらが合っているか」
で考える必要があります。
「とりあえず民泊」は危険です
実務でかなり多いのが、
方向性整理不足。
つまり、
- 収支
- 運営
- 管理
- 法規制
を整理せず、
「民泊ならいけそう」
で進んでしまう。
しかし、
後から、
- 営業日数
- 管理
- 苦情
- 収支
で苦しくなるケースがあります。
行政書士は「届出提出係」ではありません
ここはかなり重要です。
民泊も、
単純に届出を出せば終わり
ではありません。
実際には、
- 建物
- 管理
- 運営
- 近隣
ここを整理する必要があります。
つまり、
契約前・工事前
から方向性を確認することが重要です。
最後に
最近は、
旅館業が難しい
↓
民泊へ切替
というケースが本当に増えています。
しかし、
“民泊なら簡単”
ではありません。
特に、
- 管理規約
- 営業日数
- 管理体制
- 近隣対応
などは非常に重要です。
そして最も多い失敗が、
「とりあえず民泊で進める」
ケースです。
だからこそ当事務所では、
旅館業・民泊の両方を踏まえた上で、
「どちらが現実的か」
を含めてご提案しています。
- 契約前
- 工事前
- 方向性検討段階
でのご相談をおすすめします。
行政書士高見裕樹事務所
〒921-8145
石川県金沢市額谷3丁目2番地 和峰ビル1階北
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