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居抜き物件は本当に得?許可目線で見る危険な居抜き物件

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警察・保健所・消防はどこから相談?|許可が通る人の正しい順番


はじめに|「全部回りました」が、逆に失敗のサイン

初回相談で、よくこう言われます。

「警察、保健所、消防は一通り回りました」
「それぞれで話は聞いています」

一見、しっかり準備しているように見えますが、
**実務的には“かなり危険な状態”**です。

なぜなら、

  • 行政は縦割り
  • それぞれ立場・判断基準が違う
  • 発言の前提条件が共有されていない

にもかかわらず、
「順番」と「整理」をせずに相談してしまっている からです。


結論|相談順を間違えると「後戻りできない」

最初に結論を出します。

許可が通る人の基本的な順番

  1. 全体整理(用途地域・業態整理)
  2. 建築・構造の確認
  3. 消防
  4. 警察 or 保健所
  5. 最終調整

この順番を飛ばすと、

  • 「それはもう前提が違います」
  • 「話が変わってきますね」
  • 「最初からやり直しです」

という地獄が待っています。


なぜ「いきなり行政に行く」と失敗するのか

多くの方は、

  • 早く答えが欲しい
  • 無料で聞ける
  • 行政が正解を教えてくれる

と思って、
いきなり窓口に行きます。

しかし行政は、

  • コンサルではない
  • 全体設計はしてくれない
  • その場の質問にしか答えない

つまり、

前提がズレていれば
そのズレた前提で話が進む

ということになります。


失敗例①|消防に先に行ってしまったケース

よくあるパターンです。

  • 物件が決まる
  • 「とりあえず消防へ」
  • 消防設備の話が先行

結果どうなるか。

  • 本来不要な設備まで検討
  • 工事見積が膨らむ
  • 後で「業態が違う」と判明

消防は「業態確定後」に行く場所です。


失敗例②|警察に先に行ってしまったケース

風俗営業・深夜酒類提供で多い失敗です。

  • 接待するか曖昧なまま相談
  • 営業時間も未確定
  • 内装図面も未整理

警察としては、

「それなら風俗ですね」
「その構造では無理です」

としか言えません。

後から、

  • 実は接待しない
  • 営業形態を変えたい

と言っても、

「最初の説明」が残ってしまう のが現実です。


正しいスタート地点①|用途地域・条例の確認

まず最初にやるべきことは、
用途地域と条例の整理です。

  • その場所で
  • その業態が
  • そもそも可能か

これが分からないまま進めるのは、
地図を持たずに山に入るようなものです。


正しいスタート地点②|業態の言語化

次に重要なのが、
「何をする店なのか」を言語化することです。

  • 接待の有無
  • 営業時間
  • 主な客層
  • 店舗の使い方

これが曖昧なままだと、
どの行政に行っても回答がブレます。


消防は「構造と規模」が固まってから

消防に行くタイミングは明確です。

  • 図面がある
  • 面積が確定
  • 業態が決まっている

この状態で行くと、

  • 必要な設備
  • 不要な設備
  • 工事範囲

かなり正確に見えてきます。


警察・保健所は「最後の詰め」

警察・保健所は、

  • 最終確認
  • 運用すり合わせ

の場です。

ここで初めて、

  • 「この内容ならOK」
  • 「ここは調整が必要」

という話になります。


「順番」を管理する人が必要な理由

ここまで読んでいただくと分かると思いますが、

  • 行政は悪くない
  • 相談者も悪くない
  • ただ「交通整理役」がいない

これが最大の問題です。

行政書士の役割は、

  • 書類を書くこと
  • 代わりに行くこと

ではなく、

👉 順番と前提条件を管理すること

です。


行政書士高見裕樹事務所の進め方

当事務所では、

  • いきなり窓口に行かせません
  • まず情報を一度すべて集約します
  • 相談内容を整理したうえで同行・調整します

結果として、

  • 話が二転三転しない
  • 行政対応がスムーズ
  • 無駄な工事が減る

状態を作ります。


まとめ|行政相談は「順番」が9割

許認可は、

  • 知識量より
  • 経験より

順番と段取りが結果を左右します。

先に動くほど、失敗しやすい
整理してから動くほど、通りやすい

これは、ほぼ例外がありません。


【事務所情報】

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