古民家もマンションもOK|金沢で多様な宿泊スタイルをサポート
1.金沢で広がる「宿のかたち」
金沢市では、ここ数年で旅館業・民泊のスタイルが多様化しています。
一棟貸しの古民家宿、町家を改修したゲストハウス、
マンションの一室を活用した民泊など、
個性ある宿泊施設が次々と誕生しています。
観光都市・金沢は、古い町並みを残しながらも新しい宿泊文化を取り入れるまち。
そのため、**「法令遵守×デザイン性×地域調和」**の三拍子が求められます。
しかし──
「どんな物件が宿にできるのか分からない」
「古民家の構造が基準に合うか心配」
「リフォームと許可をどちらから進めるべき?」
という声が多いのも事実です。
こうした悩みに対して、
行政書士高見裕樹事務所では、物件選びから許可取得までワンストップで支援しています。
2.古民家・町家再生の宿泊施設
▶ 伝統を残しながら、法令に適合させる
古民家や町家を宿泊施設に再生する場合、
課題となるのが「現行法規とのギャップ」です。
- 階段幅・通路の確保
- 防火構造・避難経路
- トイレ・洗面設備の数
- 消防設備の追加設置
金沢市内では、築60年以上の町家も多く、
建築当時の基準では旅館業法を満たさないことがほとんど。
そこで当事務所では、建築士・リフォーム業者と連携し、
改修プランを法令適合レベルまで調整します。
▶ 行政との調整もワンチームで対応
- 建築課 … 用途地域・防火地域の確認
- 消防署 … 火災報知機・避難経路・誘導灯の設置位置確認
- 保健所 … 客室面積・便所・洗面所・清掃区画の確認
これらの調整を、行政書士が窓口としてまとめ、
それぞれの担当部署と直接協議します。
結果:
町家の趣を残したまま、安全性を確保し、旅館業許可を取得。
「金沢らしい宿」を実現できます。
3.一棟貸しタイプの宿泊施設
▶ ファミリーやグループ向け需要が拡大
コロナ以降、他の宿泊者と接触しない「一棟貸し宿」が人気。
金沢では、駅西や郊外エリアで新しい形の簡易宿泊所が増えています。
一棟貸しの場合、次の点に注意が必要です。
- 宿泊者全員が共用設備を利用する構造になっているか
- 消防法上の避難動線が確保されているか
- 帳場(管理室)を外部に設置できるか
行政書士高見裕樹事務所では、
施設外帳場の設置例・消防署協議の事例を豊富に持ち、
効率的かつ安全な運営形態を提案しています。
▶ 一棟貸し成功事例(匿名化)
- 駅西エリア:家族向け一棟貸し宿
→ 消防改修を最小限に抑え、費用を約30%削減 - 東山エリア:町家改修型
→ 用途地域確認+防火工事調整でスムーズに許可取得
4.マンション・共同住宅を活用した民泊
▶ 建物区分所有者の同意がカギ
マンションの一室を宿泊用に転用する場合、
管理規約の制限と防火構造の適合性がポイントです。
当事務所では、
管理組合への説明文書作成から、用途変更の可否調査まで代行します。
- 構造確認 … 床・壁・天井の耐火性能を確認
- 消防協議 … 報知機・誘導灯の設置
- 管理規約確認 … 宿泊事業に関する条項の確認
▶ 遠隔管理型でも対応可能
玄関帳場を別の場所に設置し、
スマートロックやオンライン管理を併用する方式でも、
適切な管理体制が整っていれば許可取得可能です。
行政書士高見裕樹事務所では、
これらの新しい宿泊運営スタイルにも柔軟に対応しています。
5.「不動産 × 建築 × 行政書士」が連携する強み
金沢で宿泊施設をつくるには、
“法令の壁”と“建物の現実”の両方を乗り越えなければなりません。
そのため当事務所では、
グループ連携により3方向からの総合支援を実現しています。
| 分野 | 担当 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 行政書士(高見裕樹事務所) | 許可申請・行政調整 | 保健所・消防・建築課の窓口調整 |
| 不動産(ふちどり不動産) | 物件探し・用途調査 | 宿泊用途に適した物件提案 |
| 建築・リフォーム(Kプランニング) | 改修設計・施工 | 構造基準・防火対策・内装工事 |
この3社が連携することで、
「どんな物件を選び、どう改修し、どう許可を取るか」が一本化されます。
💬 よくある声
- 「行政と工事業者の話がかみ合わなかった」
- 「図面を出したら消防から追加工事を言われた」
こうした“連携不足”を、最初から防ぐ体制です。
6.ワンストップ体制の流れ
- 物件相談・調査(不動産部門)
→ 用途地域・構造制限を確認 - 現地調査・図面作成(建築部門)
→ 避難経路・防火改修を設計 - 行政調整・許可申請(行政書士)
→ 保健所・消防署・建築課の三者協議を代行 - 開業・運営支援
→ 看板掲示・宿泊者管理・更新手続き
全体の流れを一元化することで、
最短2か月での開業も可能になります。
7.金沢市での実績と地域対応力
行政書士高見裕樹事務所は、
金沢市・白山市・野々市を中心に、多様な宿泊施設をサポートしてきました。
- 町家再生型宿泊施設(中心部エリア)
- マンション一室型簡易宿泊所(郊外エリア)
- 一棟貸し宿(住宅地エリア)
地域特性・町会対応・消防傾向をすべて把握しているため、
“地域に合った宿のつくり方”を提案できます。
8.まとめ|「物件探し」から「許可」まで、すべて一つの窓口で
旅館業や民泊の申請は、単なる書類作成ではなく、
建物・地域・行政のすべてを結びつける仕事です。
行政書士高見裕樹事務所は、
不動産・建築・行政調整を横断する総合対応で、
“宿づくりを最初から最後まで任せられる”体制を整えています。
「物件探し」「リフォーム」「許可」の全部が同じ窓口で完結。
それが、北陸で唯一のワンストップ型行政書士事務所の強みです。
【事務所情報】
行政書士高見裕樹事務所
〒921-8147 石川県金沢市額谷3丁目2番地 和峰ビル1階北
電話:076-203-9314
お問い合わせフォーム:https://takami-gs.com/contact/