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風俗営業許可は自分でやる?行政書士に依頼?|時間・コスト・リスク比較

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風俗営業許可は自分でできる?行政書士に依頼するべき?|時間・コスト・リスクを徹底比較


はじめに:風俗営業許可は「ハードルが高い」申請

キャバクラ、スナック、ラウンジ、クラブなどを営業するには、**風俗営業許可(風営法に基づく許可)**が必須です。
警察署が窓口となるため「自分で申請できるのでは?」と思う方も多いですが、実際にやってみると非常にハードルが高い手続きです。

その理由は、

  • 複雑な書類の多さ
  • 正確な図面作成の必要性
  • 用途地域・条例の制限
  • 警察署とのやり取りの厳しさ

などが絡み合うからです。

本記事では、風俗営業許可を自分でやる場合と行政書士に依頼する場合の違いを、時間・コスト・リスクの観点から徹底比較して解説します。


1. 自分でやる場合のメリットとデメリット

メリット

  1. 報酬を節約できる
     行政書士に支払う報酬(数十万円)が不要で、警察署の申請手数料のみで済みます。
  2. 制度を理解できる
     自分で手続きを行うことで、風営法や関連条例を直接学べます。
  3. 自分のペースで進められる
     時間がかかっても構わない人にとっては、自分で調べながら進めることも可能です。

デメリット

  1. 図面作成が極めて難しい
     店内の平面図、求積図、照明・音響設備図などを正確に作成しなければなりません。CADや建築知識が必要なため、ほとんどの方は挫折します。
  2. 用途地域・条例の確認に専門知識が必要
     住宅地では不可、学校・病院などの保護対象施設から一定距離が必要など、地域ごとに細かいルールがあります。これを自力で正確に判断するのは困難です。
  3. 警察署とのやり取りの難易度が高い
     窓口では形式的な案内しかしてもらえず、要件を満たさない場合は受理されません。不備があれば再提出を求められ、開業は数か月遅れます。

2. 行政書士に依頼する場合のメリットとデメリット

メリット

  1. 図面作成を含めて任せられる
     風営許可で最も難しいのが正確な図面。行政書士は測量・図面作成の経験があり、要件を満たした図面を作成できます。
  2. 用途地域や条例の調査も可能
     「この物件で許可が取れるか?」の段階で調査可能。契約前にリスクを回避できます。
  3. 警察署対応を代行
     警察との折衝・補正対応を行政書士が行うため、経営者は本業に専念できます。
  4. スケジュール管理ができる
     石川県では申請から許可まで約55日が必要。オープン日から逆算して計画できます。

デメリット

  1. 報酬がかかる
     申請代行費用は20万~30万円前後、図面作成費5万~10万円が相場。自分でやる場合に比べると確かに高額です。
  2. 事務所選びが重要
     風営許可に不慣れな行政書士だと、警察対応でトラブルになることもあります。経験豊富な事務所を選ぶことが必須です。

3. 時間・コスト・リスクの比較

自分でやる場合

  • 警察署申請手数料:24,000円
  • 飲食店営業許可(必要な場合):16,000円
  • 図面:自作(要CADスキル)
  • 時間:100時間以上(調査・書類・図面・警察対応)
  • リスク:不受理・補正で開業が数か月遅れる

行政書士に依頼する場合

  • 警察署申請手数料:24,000円
  • 飲食店営業許可(必要な場合):16,000円
  • 行政書士報酬:20~25万円+図面作成5万円前後
  • 時間:数回の打合せと書類準備のみ
  • リスク:ほぼゼロ。予定通りオープン可能

👉 風俗営業許可は「安く済ませたい」と思って自分でやると、結局図面外注や補正対応で費用が膨らみ、しかも開業が遅れるというケースが圧倒的に多いです。


4. 実際の体験談

ケース1:自分で挑戦して失敗

金沢市でスナック開業を予定していた方が、自分で図面を作成し申請。
しかし求積図の誤りを指摘され、再提出に。さらに用途地域の確認不足で申請自体が不可となり、物件契約を白紙に戻すことになりました。

ケース2:行政書士に依頼してスムーズに開業

別の経営者は、最初から行政書士に依頼。
物件契約前に用途地域と保護対象施設を調査し、問題ないことを確認。図面もプロが作成し、申請から55日後に無事許可取得。予定通りにオープンできました。


5. 石川県での地域特有の注意点

  • 金沢市の条例:看板や照明の規制あり
  • 用途地域の制限:商業地域でも「準住居地域」などでは不可のケースあり
  • 学校・病院との距離制限:物件選びの大きなポイント

地域性を理解していないと、物件契約後に「実は営業できなかった」という最悪の事態になりかねません。


6. 結論:「風俗営業許可は依頼一択」

  • 書類の量と図面作成のハードルは非常に高い
  • 警察署とのやり取りは専門家でなければ厳しい
  • 石川県では許可まで約55日かかるため、遅延はそのまま損失になる

👉 自分で申請して得られるのは「節約」だけ。
👉 行政書士に依頼することで「スピード・確実性・安心感」を得られます。


まとめ

風俗営業許可は「自分でも申請できる」とされていますが、実際は極めて難易度が高い手続きです。
特に図面作成・用途地域調査・警察対応は個人にはハードルが高く、開業を遅らせる大きな要因になります。

石川県(金沢市・富山県・福井県)で風俗営業許可を取るなら、行政書士に依頼するのが最も現実的な選択です。


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行政書士高見裕樹事務所は、北陸三県に対応し、風俗営業許可の実務経験が豊富です。
用途地域調査・図面作成・警察署対応までワンストップでお任せいただけます。

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