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行政書士と自分でやるのはどっちが得?|許認可申請の時間・コスト・リスク比較

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行政書士に依頼するのと自分でやるのはどっちが得?|許認可申請の時間・コスト・リスクを徹底比較


はじめに:許認可の申請は本当に自分でできるのか?

飲食店を開業したい、建設業を始めたい、旅館業を営みたい…。
事業をスタートさせるときに必ずぶつかるのが「許認可申請」です。

行政の公式サイトには「申請はご自身でも可能です」と書かれています。実際、窓口に行けば担当者が必要書類の案内をしてくれます。

しかし、現実には「途中で挫折した」「補正を繰り返して開業が遅れた」という声も少なくありません。
一方で「行政書士に依頼してスムーズに許可を取れた」という方も多くいらっしゃいます。

では実際に、行政書士に依頼するのと自分でやるのはどちらが得なのか?
本記事では、時間・コスト・リスクを徹底的に比較し、体験者目線で解説します。


1. 自分でやる場合のメリットとデメリット

メリット

  1. 費用を抑えられる
     行政書士に依頼する報酬が不要なため、純粋に申請手数料だけで済みます。
  2. 知識を得られる
     一度自分でやってみると、行政の仕組みや必要書類の流れが理解できます。将来的に同じ申請を繰り返す場合は役立つことも。
  3. 融通が利く
     自分のペースで進められるので、空き時間に少しずつ進めたい人には向いています。

デメリット

  1. 時間が膨大にかかる
     例:建設業許可申請の場合、書類の準備に40~60時間以上かかることも。
     調査、書類作成、役所とのやりとり…すべて自分で行うのは大きな負担です。
  2. 不備リスクが高い
     行政は書類不備に厳格です。1枚の添付資料の不足で申請が受理されないこともあります。
     補正のやり直しが続くと、予定より2〜3ヶ月遅れるケースも珍しくありません。
  3. 役所対応のストレス
     窓口ごとに対応方針が異なる場合があり、法律や要件を読み込んでも「なぜか通らない」ということが起こります。

2. 行政書士に依頼する場合のメリットとデメリット

メリット

  1. 経験に基づいたスピード感
     行政書士は同じ許認可を何度も取り扱っています。要点を押さえて書類を作成できるため、結果的に申請スピードが速いです。
  2. 不備リスクが最小限
     行政書士が事前に要件を確認するため、申請却下や補正のリスクを大幅に下げられます。
  3. 本業に専念できる
     開業前は物件探し、仕入れ、人材採用などやることが山積み。許認可を専門家に任せることで、経営に集中できます。
  4. ワンストップ対応が可能
     当事務所のように「不動産+許認可+工事」を一括で扱える事務所なら、物件選定から改装工事、申請まで一本化できます。これは大きな差別化ポイントです。

デメリット

  1. 報酬がかかる
     申請内容にもよりますが、数万円~数十万円の行政書士報酬が必要です。
  2. 業者選びの必要がある
     「ただ書類を出すだけ」の事務所もあるため、依頼先は慎重に選ぶ必要があります。

3. 時間・コスト・リスクを比較してみる

建設業許可の場合

  • 自分でやる場合
     印紙代:90,000円
     時間:40~60時間(調査・書類作成・役所対応)
     リスク:不備で再申請 → 数ヶ月遅延の可能性
  • 行政書士に依頼する場合
     印紙代:90,000円
     行政書士報酬:200,000円前後
     時間:ヒアリング・必要書類準備に数時間
     リスク:ほぼゼロ(経験に基づく対応)

👉 「報酬が高い」と思われるかもしれませんが、受注開始が2ヶ月遅れることによる損失を考えれば、依頼する方が結果的に得というケースが大半です。

飲食店営業許可+深夜営業届の場合

  • 自分でやる:保健所・警察署・消防など複数窓口を自分で回る必要あり。
  • 行政書士に依頼:一括で調整し、最短ルートで申請可能。

4. 体験談で比較する

ケース1:自分でやって遅延した例

ある飲食店経営者は、自分で申請を進めようとしました。
しかし、書類の不備で補正を求められ、再提出を繰り返すうちに開業は3ヶ月遅れ。
家賃と人件費で数十万円の損失を抱えました。

ケース2:行政書士に依頼して成功した例

別の経営者は、最初から行政書士に依頼しました。
役所調整もスムーズに進み、予定通りにオープン。
売上を早期に立ち上げられたため、報酬を支払っても十分にメリットがありました。


5. 結論:「時間を買う」のが最も得

  • 「時間に余裕があり、多少遅れても構わない」 → 自分で申請する選択肢もあり。
  • 「早く開業したい・本業に集中したい・失敗したくない」 → 行政書士に依頼するのが圧倒的に得策。

特に石川県(金沢市など)では、条例や窓口の運用に独自のルールが多くあります。
経験豊富な地元行政書士に依頼することが、リスク回避とスムーズな開業への近道です。


まとめ

許認可は「自分でもできるけど、実際は大変」というのが現実です。
時間・コスト・リスクを総合的に考えれば、専門家に依頼するメリットは非常に大きいと言えるでしょう。


ご相談はこちらから

行政書士高見裕樹事務所は、石川県(金沢市)を中心に、北陸三県での許認可申請を幅広くサポートしています。
不動産・改装工事・許認可をワンストップで対応できるのが強みです。

📞 電話:076-203-9314
✉ お問い合わせフォーム:https://takami-gs.com/contact/

「自分でやるか、依頼するか迷っている」段階でもお気軽にご相談ください。

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