
金沢・富山・福井で旅館業・民泊を始めたい方へ|北陸三県の許可取得ポイントと地域差
北陸新幹線の延伸により、観光客が増加している北陸三県(金沢・富山・福井)。
歴史的な街並みや自然を活かした観光とあわせて、旅館業・民泊(簡易宿所) の需要も年々高まっています。
「空き家を民泊に活用したい」
「古民家をリノベーションして宿泊施設にしたい」
「北陸で観光客向けの宿泊事業を始めたい」
こうした声に応えるためには、まず 旅館業許可(簡易宿所) を取得する必要があります。
ただし、風俗営業許可と同様に「法律は全国共通でも、実務は地域差が大きい」点が北陸での開業のポイントです。
1. 北陸で旅館業・民泊を始める際の基本ルール
必要な許可
- 旅館業法に基づく許可(簡易宿所など)
- 消防法令適合通知書(消防署の確認)
- 建築基準法に基づく用途確認(用途変更が必要な場合あり)
簡易宿所の定義
- 客室数の上限はなし
- 宿泊者が相互に利用できる構造(共用部分がある)
- 面積・換気・採光・防火などの基準を満たす必要あり
2. 石川県(金沢市)の特徴
金沢市独自のルール
- 看板掲示義務 … 申請から許可までに、建物前に一定期間「営業予定である旨の看板」を掲示する必要あり
- 掲示期間はおおむね 1〜2か月。その間に近隣住民からの意見が寄せられるケースも
金沢市中心部の特性
- 観光エリア(ひがし茶屋街・兼六園周辺など)は規制が細かい
- 景観条例や用途地域との調整が必要になることも
3. 富山県(富山市・高岡市)の特徴
- 富山市では都市計画区域が広く、市街化調整区域 に該当する物件では宿泊施設が認められない場合がある
- 高岡市では歴史的建造物を活用した民泊需要がある一方で、建築基準法との調整に時間がかかる傾向
4. 福井県(福井市)の特徴
- 福井市中心部や観光地(東尋坊・永平寺など)では民泊需要が増加中
- 一方で、消防設備基準に厳格。誘導灯や火災報知器の追加設置を指導されるケースが多い
5. よくある落とし穴
- 建築用途の未確認
「住宅」→「簡易宿所」への用途変更が必要なケースが多い - 消防設備の不足
古民家や居抜き物件では、防火設備が現行基準に合わず追加工事が必要に - 条例対応の見落とし
金沢市の看板掲示義務など、地域独自ルールに気づかず開業が遅れる - スケジュール管理不足
許可取得まで3か月以上かかることもあり、開業予定に間に合わないことも
6. 当事務所のサポート体制
- 用途地域・建築基準の事前調査
- 消防署との事前協議・同行
- 図面作成・改修工事の手配(関連会社Kプランニングと連携)
- 物件探し(ふちどり不動産と連携)から許可申請までワンストップ対応
👉 風俗営業許可と同様、地域特性に即した「トータルサポート」 が強みです。
7. まとめ
北陸(三県)で旅館業・民泊を始める際には、
- 用途地域の確認
- 建築基準法・消防法の適合
- 金沢市の条例対応
を踏まえて計画を立てることが必須です。
「空き家や古民家を活用して新しい宿泊事業に挑戦したい」
そんな想いを実現するために、ぜひ地域特性に精通した専門家にご相談ください。
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