「行政書士って申請書を書く人ですよね?」
初めてご相談いただくお客様から、このようなお話をいただくことがあります。
もちろん、申請書類の作成は行政書士の大切な業務です。
しかし、実際の開業支援では、それだけではありません。
旅館業や飲食店、夜のお店など、許認可が必要となる事業では、
「申請書を提出する前」の準備
が、開業の成否を左右するといっても過言ではありません。
実際に当事務所へご相談いただく方の多くは、
- 「この物件で営業できますか?」
- 「何の許可が必要ですか?」
- 「いつ頃オープンできますか?」
という段階からご相談されています。
今回は、行政書士がどのような場面でお役に立てるのか、開業支援の流れに沿ってご紹介します。
STEP1 開業計画のヒアリング
まずは、お客様がどのような事業を始めたいのかを伺います。
例えば、
- 簡易宿所を開業したい
- コンカフェを始めたい
- ガールズバーを開業したい
- 飲食店を始めたい
同じ業種でも、
営業内容や建物の状況によって必要な手続きは異なります。
そのため、最初に事業計画を整理することが重要です。
STEP2 必要な許認可を確認する
次に、
「何の許可や届出が必要なのか」
を確認します。
例えば、
- 旅館業許可
- 飲食店営業許可
- 深夜酒類提供飲食店届出
- 風俗営業許可
などです。
お客様が思っていた手続きと、実際に必要な手続きが異なることも少なくありません。
開業準備の初期段階で整理することで、後からのやり直しを防ぐことができます。
STEP3 物件の事前調査
当事務所では、
物件契約前の事前調査を重視しています。
例えば、
- 用途地域
- 建築関係
- 消防関係
- 店舗や建物の構造
- 関係法令
などを確認します。
許認可が必要な事業では、
「良い物件」
と
「営業できる物件」
は必ずしも一致しません。
契約後に問題が見つかると、多額の費用や時間がかかることもあります。
そのため、
事前調査は非常に重要です。
STEP4 行政機関との協議
事前調査が終わると、
必要に応じて行政機関との協議を行います。
例えば、
- 保健所
- 消防署
- 建築関係部署
などです。
事前に方向性を確認しておくことで、
申請後の手戻りを減らし、スムーズに開業準備を進めることができます。
STEP5 必要書類の作成
ここで初めて、
申請書類の作成を行います。
もちろん、
申請書は重要です。
しかし、
ここまでの準備が適切に行われているからこそ、
スムーズな申請につながります。
行政書士の仕事は、
「申請書を書くだけ」
ではないことがお分かりいただけるのではないでしょうか。
STEP6 許認可の申請
必要な書類が揃ったら、
行政機関へ申請を行います。
その後、
必要に応じて、
現地確認や追加資料の提出などに対応します。
申請後も、お客様と行政機関との間に入り、円滑に手続きが進むようサポートします。
STEP7 営業開始後のサポート
許可が下りたら終わりではありません。
営業開始後も、
- 変更手続き
- 追加出店
- 法令改正への対応
など、新たなご相談をいただくことがあります。
事業の成長に合わせて、継続的にサポートできることも行政書士の役割です。
行政書士に依頼する4つのメリット
① 必要な許認可を整理できる
「何の手続きが必要か分からない。」
という状態からスタートする方も少なくありません。
専門家が整理することで、開業までの流れが明確になります。
② 開業スケジュールを立てやすい
旅館業や風俗営業では、
行政との協議や工事など、時間がかかる工程があります。
事前にスケジュールを整理することで、
「オープン日に間に合わない」
というリスクを減らすことができます。
③ 無駄な費用を抑えられる
契約後に、
「営業できない」
「追加工事が必要」
ということになると、大きな損失になります。
事前調査によって、こうしたリスクを減らすことができます。
④ 本業に集中できる
開業準備では、
資金調達、スタッフ採用、内装工事、仕入れなど、多くの準備があります。
許認可手続きを専門家へ任せることで、
経営者は本業に集中しやすくなります。
当事務所が大切にしていること
当事務所では、
「許可を取ること」
だけを目的にはしていません。
大切にしているのは、
「開業を成功させること」
です。
そのため、
- 契約前の事前調査
- 行政機関との協議
- 開業スケジュールの整理
- 許可取得後のサポート
まで、一貫して対応しています。
「申請だけお願いしたい」
というご相談はもちろん、
「まだ物件も決まっていない」
という段階からでも、お気軽にご相談いただけます。
まとめ
行政書士は、
申請書を作るだけの仕事ではありません。
開業支援では、
- 必要な許認可の確認
- 物件の事前調査
- 行政機関との協議
- 書類作成
- 許可取得後のサポート
まで、幅広く関わります。
特に旅館業や夜のお店では、
「契約前に相談すること」
が、開業成功への大きなポイントになります。
「この物件で営業できるのか。」
「何の許可が必要なのか。」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ早い段階でご相談ください。
お問い合わせ
行政書士高見裕樹事務所
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石川県金沢市額谷3丁目2番地 和峰ビル1階北
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旅館業許可(簡易宿所)、住宅宿泊事業(民泊)、風俗営業許可、深夜酒類提供飲食店届出など、開業に関する許認可をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。物件契約前の事前調査から営業開始まで、一貫してサポートいたします。