お問い合わせ

【旅館業と民泊どちらが良い?】金沢市で宿泊事業を始めるなら知っておきたい違いと選び方

NoImage

旅館業と民泊どちらが良い?金沢市で宿泊事業を始めるなら知っておきたい違いと選び方

旅館業や民泊に関する相談で、

最も多い質問の一つがあります。

それは、

「旅館業と民泊、どちらが良いのでしょうか?」

という質問です。

結論から申し上げると、

当事務所ではまず旅館業(簡易宿所)を検討し、

難しい場合に民泊を検討することをおすすめしています。

もちろん、

すべての案件が旅館業向きというわけではありません。

建物の状況や事業計画によっては、

民泊の方が適しているケースもあります。

今回は、旅館業と民泊の違いについて解説します。


まず知っておきたい「民泊」とは

一般的に「民泊」と呼ばれているものには、

実は複数の制度があります。

その中で最も有名なのが、

住宅宿泊事業法に基づく住宅宿泊事業です。

いわゆる「民泊新法」と呼ばれる制度です。

届出制であるため、

「旅館業より簡単そう」

というイメージを持たれる方もいます。

しかし、

実際には様々なルールがあります。


旅館業(簡易宿所)とは

旅館業は、

旅館業法に基づく許可制度です。

簡易宿所は、

ゲストハウスや一棟貸し宿などで利用されることが多い営業形態です。

近年、

金沢市でも多くの宿泊施設が簡易宿所として営業しています。


最大の違いは営業日数

旅館業と民泊の違いとして、

最も大きいのは営業日数です。

民泊(住宅宿泊事業)は、

年間180日までという上限があります。

一方、

旅館業には原則として営業日数の制限がありません。

365日営業することも可能です。


収益性を考えると旅館業が有利なケースが多い

宿泊事業は、

稼働日数が売上に直結します。

仮に、

1泊20,000円で貸し出す場合、

180日しか営業できない民泊と、

365日営業できる旅館業では大きな差が生じます。

もちろん、

実際には稼働率がありますので単純比較はできません。

しかし、

長期的な収益性を考えると、

旅館業が有利になるケースは少なくありません。


民泊が向いているケース

一方で、

民泊の方が向いているケースもあります。

例えば、

自宅の一部を活用したい場合や、

副業として運営したい場合です。

また、

建物の状況によっては、

旅館業より民泊の方が現実的なケースもあります。

そのため、

一概にどちらが優れているとは言えません。


金沢市で多い相談パターン

当事務所で最も多いのは、

次のようなケースです。

  • 空き家を購入予定
  • 古民家を活用したい
  • 一棟貸し宿をしたい
  • 相続した住宅を活用したい

この場合、

まず旅館業の可能性を検討します。

そして、

建築や消防などの条件を確認した上で、

旅館業が難しい場合には民泊も選択肢として検討します。


「とりあえず民泊」はおすすめしない理由

実務上、

「民泊の方が簡単そうだから」

という理由だけで民泊を選択することがあります。

しかし、

後になって、

「最初から旅館業にしておけばよかった」

というケースもあります。

特に、

宿泊事業を本格的に行いたい方は、

事前に比較検討することが重要です。


旅館業で重要になるポイント

旅館業では、

主に次のような事項を確認します。

  • 建物用途
  • 建築基準法
  • 消防法
  • 管理体制
  • 客室構成
  • 衛生設備

特に金沢市では、

保健所だけでなく、

建築や消防との協議も重要になります。


民泊で重要になるポイント

民泊でも確認事項があります。

例えば、

  • 住宅要件
  • 届出手続
  • 管理体制
  • 標識掲示
  • 近隣対応

などです。

そのため、

民泊だから何も考えなくてよいというわけではありません。


まずは建物を確認することが重要

旅館業と民泊、

どちらを選択するにしても、

最初に確認すべきなのは建物です。

実務では、

建物の条件によって方向性が決まることが非常に多いです。

そのため、

当事務所では、

許可の話よりも先に建物の確認を行います。


「契約する前に、見せてください。」

このコラムシリーズでも何度かお伝えしていますが、

宿泊事業で最も大切なのは、

契約前の確認です。

物件を契約してから、

  • 建築上の問題
  • 消防上の問題
  • 想定外の工事

が発覚すると、

大きな損失につながることがあります。

だからこそ、

私たちは、

「契約する前に、見せてください。」

というスタンスを大切にしています。


まとめ

旅館業と民泊には、

それぞれメリットとデメリットがあります。

しかし、

宿泊事業を本格的に行うのであれば、

まず旅館業(簡易宿所)を検討する価値があります。

そして、

旅館業が難しい場合に民泊も含めて現実的な方法を考える。

これが実務上最も多い進め方です。

物件資料や図面がある段階でも構いません。

宿泊事業を検討されている方は、

契約前に一度ご相談ください。


行政書士高見裕樹事務所

〒921-8145
石川県金沢市額谷3丁目2番地 和峰ビル1階北

TEL:076-203-9314

お問い合わせフォーム
https://takami-gs.com/contact/

石川・富山・福井での旅館業許可(簡易宿所・旅館・ホテル)、住宅宿泊事業(民泊)、旅館業事前調査に対応しております。

旅館業が本命。
民泊は代替案。

その考え方を前提に、物件調査から許可取得までサポートしております。お気軽にご相談ください。

Contact お問い合わせ

営業時間は9:00〜18:00まで、
お問い合わせフォームは
24時間ご相談を受け付けております。

メール お問い合わせは
こちら 矢印
電話076-203-9314 XX InstagramInstagram