“陸運局まで行かなくていい”｜出張封印を頼むメリットと仕組み

― 行政書士が現地でナンバー封印を行う新しい車の登録方法 ―

1．はじめに｜「ナンバー交換のために陸運局まで行くのが面倒…」

車の名義変更や住所変更を行う際、通常は陸運局まで車両を持ち込んで登録と封印を行う必要があります。
しかし、陸運局は平日しか開いておらず、時間もかかります。

「仕事を抜けられない」「車を持ち込むのが手間」という声が多く、
そんな不便を解消するために登場したのが――

🚗 出張封印（しゅっちょうふういん）制度です。

この制度を利用すれば、行政書士が現地へ出向き、
その場でナンバープレートの交換と封印を行います。

つまり、車を陸運局に持ち込む必要がないのです。

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2．出張封印とは？制度の概要をやさしく解説

出張封印とは、正式には

「自動車の出張封印制度（OSS登録推進の一環）」
と呼ばれる制度で、
国土交通省が定めた基準に基づき、一定の行政書士が代理で封印を行える仕組みです。

🔹通常の封印との違い

区分	封印実施場所	実施者	主な利用者
通常の封印	陸運局	登録官	個人・車販売店
出張封印	依頼者の所在地・車庫	行政書士	個人・車屋・法人事業者

つまり、「登録官が行っていた作業」を、行政書士が出張して代行できるようになった制度です。

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3．出張封印の対象となる手続き

出張封印は、すべての登録で利用できるわけではありません。
主に次のようなケースで利用できます。

手続き内容	利用可否	補足
名義変更（移転登録）	✅ 可能	売買・譲渡時など
所有者変更なしの住所変更（変更登録）	✅ 可能	引越し時など
ナンバープレート再交付	✅ 可能	破損・盗難時など
新車登録（未封印）	△ 条件により可	販売店などが依頼
抹消登録・一時抹消	❌ 不可	封印作業を伴わない

つまり、ナンバー交換を伴う登録手続きであれば、出張封印が活用できます。

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4．出張封印の利用条件（石川県の場合）

石川県内では、次の条件を満たす場合に出張封印が可能です。

• 封印実施場所が陸運局の管轄区域内であること
  　（金沢ナンバー・石川ナンバー・小松ナンバーなど）
• 封印対象車両が物理的に現地に存在していること
• 登録申請書類が行政書士により正確に作成・提出されていること
• 本人確認書類・車検証・譲渡証明書等が整っていること

行政書士高見裕樹事務所では、金沢市・野々市市・白山市・能美市・小松市・津幡町・内灘町を主な対応エリアとしています。

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5．出張封印の流れ（依頼から完了まで）

ステップ①｜お問い合わせ・書類確認

お電話またはフォームで依頼内容を確認します。
「名義変更」「住所変更」など手続きの種類を特定し、必要書類をご案内します。

ステップ②｜書類の受領・申請代行

必要書類（車検証・譲渡証・印鑑証明など）をお預かりし、
行政書士が陸運局で登録申請を代理提出します。

ステップ③｜ナンバープレートの受領

登録完了後、陸運局から新しいナンバーを受け取り、
出張封印の実施準備を行います。

ステップ④｜現地訪問・封印取付

行政書士が指定日時に現地を訪問。
車台番号を確認し、リアナンバーに「封印キャップ」を取り付けます。

ステップ⑤｜封印完了報告

封印完了後、写真を撮影し、陸運局へ完了報告を提出。
これで手続きが完了です。

📦 手続き完了まで最短で「2〜3日」で対応可能です。

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6．出張封印を頼むメリット５つ

① 陸運局に行かなくていい

車を動かさずに登録・封印が完了。
仕事を休む必要もありません。

② 移動コストを削減できる

レッカー・陸送費・ガソリン代・人件費が不要に。
特に法人で複数台ある場合は大幅な経費削減になります。

③ 行政書士が書類を完全代行

印鑑証明・譲渡証・委任状などの煩雑な書類も行政書士が代行作成。

④ 日時指定が柔軟

土日祝を含む時間帯でも調整可能（事前予約制）。
顧客への納車スケジュールに合わせた対応が可能です。

⑤ 法令遵守で安心

封印権限を持つ行政書士が行うため、
不正登録や名義トラブルの心配がありません。

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7．出張封印を利用できる人・利用できない人

利用できる方	利用できない方
・個人間売買で車を譲り受けた方	・車検切れ車両（ナンバー返納済み）
・法人で複数台を登録したい方	・他県ナンバーで車両が県外にある場合
・相続や遺産分割で車を引き継いだ方	・抹消登録・輸出抹消を希望する方

行政書士が事前に対象可否を判定しますので、不明な場合はまず相談を。

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8．出張封印に必要な書類

種別	必要書類
個人間売買	車検証・譲渡証明書・印鑑証明書・委任状
法人名義変更	車検証・登記簿謄本・法人印鑑証明書・委任状
相続による名義変更	車検証・遺産分割協議書・戸籍関係書類
住所変更	車検証・新旧住所がわかる住民票または登記簿

書類の不備があると登録ができません。
行政書士が一式確認・補正を行うため、書類不備での差戻しを防止できます。

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9．出張封印の対応エリア（石川県）

行政書士高見裕樹事務所では、以下の地域を中心に対応しています。

対応地域	対応内容
金沢市	名義変更・住所変更・法人登録全般
野々市市	個人売買・相続車両対応
白山市	法人複数台登録・車庫証明含む
小松市・能美市	ディーラー・中古車販売店サポート
津幡町・内灘町	個人宅への出張封印

📍その他地域も柔軟に対応可能。県外ナンバーも事前確認のうえ対応します。

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10．車屋さん・法人向けの活用例

【1】中古車販売店での登録業務簡素化

納車直前の封印作業を行政書士に外注。
スタッフが陸運局に並ぶ必要がなくなります。

【2】建設会社・運送会社などの法人車両

複数台の登録・名義変更を一括依頼。
現地（営業所・車庫）でまとめて封印作業を実施可能。

【3】個人間取引・ネットオークション

遠方の個人同士の売買でも、
行政書士が双方の書類を預かり、安全・確実に名義変更まで完結。

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11．費用の目安（税込）

手続き内容	報酬額	備考
名義変更（出張封印込み）	13,200円～	書類作成・封印代行含む
住所変更	11,000円～	管轄内変更
相続・法人登録	16,500円～	戸籍・登記確認含む
車庫証明代行（セット）	7,700円～	管轄警察署提出含む

※ナンバー代・法定手数料は別途実費（約1,500円前後）
※複数台同時依頼は割引対応可

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12．行政書士に依頼する３つの安心

① 法令遵守の封印実施

国交省の認可を受けた「封印実施権限行政書士」が対応。

② 書類不備ゼロを保証

申請書・譲渡証・印鑑証明などを完全チェック。
「書類が通らない」「やり直し」ゼロを目指します。

③ 陸運局への報告も一括代行

封印実施後の写真報告・完了処理まで一貫対応。

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13．よくある質問Q&A

Q1. 出張封印の所要時間は？
→ 現地作業は10〜15分程度。事前登録が完了していればすぐに封印できます。

Q2. 土日祝でも対応できますか？
→ 予約制で対応可能です。法人様の納車日調整にも柔軟に対応します。

Q3. ナンバーが壊れた場合も出張封印できますか？
→ はい。再交付登録を行い、新しいナンバーに出張封印します。

Q4. 他県ナンバーですが可能ですか？
→ 一部対応可能です。事前に管轄陸運局の承認が必要です。

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14．まとめ｜“出張封印”で時間と労力を節約

出張封印は、

「陸運局へ行かなくても登録・封印が完了する」
という便利な制度です。

✅ 陸運局に行かずに登録完了
✅ 行政書士が書類・申請・封印をすべて代行
✅ 法人・車屋・個人どなたでも利用可能

行政書士高見裕樹事務所では、
金沢市・野々市市・白山市・小松市・能美市・津幡町・内灘町などを中心に、
迅速・丁寧な出張封印を実施しています。

ナンバー交換・名義変更・相続・法人登録など、
まずはお気軽にご相談ください。

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