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「素人図面では通らない|風俗営業許可に必須の正確な図面と専門家のサポート」

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“素人図面では通らない”|風俗営業許可に必須の正確な図面とは?


はじめに

風俗営業許可の申請で、もっとも多くの依頼者がつまずくのが「図面作成」です。
「手書きでもいいのでは?」と思って提出したところ、警察署から差し戻しを受け、オープンが数か月遅れてしまう…そんなケースが後を絶ちません。

風俗営業許可に必要な図面は、単なる間取り図ではなく、**法律の基準を満たしていることを証明するための“証拠資料”**です。
この記事では、風営許可に必須の図面の種類と基準、素人が失敗しやすいポイント、そして専門家に任せることで得られる安心について詳しく解説します。


1. 風俗営業許可に必要な図面の種類

警察署に提出する際、最低でも以下の図面が必要です。

  • 平面図(営業所全体の間取り図)
  • 求積図(客室面積や全体面積を示すもの)
  • 照度分布図(照明の明るさを示す図)
  • 配置図(建物全体と周辺状況を示すもの)

平面図の要件

縮尺が正確で、1mm単位まで建物の実測に基づいて作成する必要があります。

照度分布図の要件

客室内の照度が5ルクス以上あることを示さなければならず、実測値を基に作図します。

求積図の要件

接待行為が行われる「客室」とその他スペースを正確に区分して面積を計算する必要があります。


2. 測量が必要な場合もある

多くの依頼者が見落とすのが「測量の必要性」です。

  • 古い建物で正確な図面が残っていない
  • 不動産業者からもらった間取り図が縮尺不明
  • 実際の構造と契約書図面が異なる

こうした場合、現地での実測・測量が必須です。
数センチの誤差でも「出入口の幅が基準を満たさない」と判断され、申請が止まることがあります。


3. 出入口・見通し・照度などの細かい基準

出入口の数と幅

  • 客室への出入口は2か所以上必要(避難経路確保)
  • 幅は一定以上(おおむね70cm以上)が必要

見通し要件

  • 客室は従業員が見渡せる構造であること
  • パーテーションや仕切りの高さ制限(1.1m以下など)
  • 「視認性を妨げない図面表記」が求められる

照度基準

  • 客室の明るさは5ルクス以上
  • 図面に照明器具の配置・照度を明記する必要あり
  • 実際に測定器を使用して数値を出すこともある

これらの基準を反映した図面でなければ、審査を通過できません。


4. 素人図面が通らない典型例

典型例①:不動産業者の図面をそのまま提出

不動産の賃貸契約時にもらった間取り図をそのまま使ったところ、縮尺が不明で差し戻し。

典型例②:手書き図面

フリーハンドで作成した結果、寸法が正確でなく、再提出。

典型例③:CADで作成したが基準を反映していない

一見きれいに見える図面でも、照度や見通し要件を表記していないと不合格。


5. やり直しのリスクとコスト

図面が不備で差し戻しになると、

  • 再測量・再作図 → 数週間のロス
  • 申請がストップ → 許可がさらに遅れる
  • オープン日延期 → 家賃・人件費で数十万円の損失

「図面が原因で開業が遅れる」ことは、現場では非常によくあるトラブルです。


6. プロに任せるメリット

行政書士や専門の図面作成業者に任せることで、次のようなメリットがあります。

  • 測量からCAD作成までワンストップ対応
  • 基準を満たす表記を網羅
  • 差し戻しゼロでスムーズに進められる
  • 工事業者とも連携し、改装前から計画できる

特に当事務所では、自社でリフォーム業者と連携可能なため、
図面作成と工事の両面から「基準を満たす店舗づくり」をサポートしています。


7. 実際のサポート事例

事例A:金沢市のスナック開業

依頼者が自分で図面を作成するも、警察署から「縮尺が不明」「照度表示不足」で差し戻し。
当事務所が現地測量を行い、再度図面を作成。無事に許可を取得でき、予定より1か月遅れでオープン。

事例B:富山市のラウンジ開業

テナント契約時に渡された間取り図に誤差があり、基準を満たさない状態。
早期に調査を行ったため、工事前に修正でき、結果的にスケジュールどおりにオープンに間に合った。


まとめ

風俗営業許可の図面作成は、単なる間取り図ではなく、法令基準を満たしていることを証明するための専門資料です。

  • 測量が必要なケースがある
  • 出入口・見通し・照度などの細かい基準を反映させる必要がある
  • 素人作成の図面はほぼ差し戻しになる
  • やり直しは数週間の遅延+大きな損失につながる

「図面で失敗しないこと」が、風営許可をスムーズに取るための最大のポイントです。

行政書士高見裕樹事務所では、図面作成から許可取得までトータルでサポートしています。
「素人図面で不安」「最初から確実に通る図面を用意したい」という方は、ぜひご相談ください。


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