
古民家を民泊に活用するなら消防対応が必須!|簡易宿所の消防法令と工事のポイント【北陸対応】
北陸(金沢・富山・福井)では、古民家や空き家をリノベーションして 簡易宿所(民泊) として活用する動きが広がっています。
しかし、民泊開業で必ず直面するのが 「消防対応」。
「火災報知器だけ付ければいいんじゃないの?」
「小さい宿だから基準は緩いはず」
そう思われがちですが、実際には 古民家だからこそ消防設備が最重要 になります。
この記事では、北陸で古民家民泊を始める方が押さえておくべき 消防法令の基準・必要設備・実際の工事例・地域差 を徹底解説します。
1. 簡易宿所に求められる消防法令対応
民泊を合法的に運営するには、旅館業法の許可+消防法令適合通知書 が必要です。
主な消防設備
- 自動火災報知設備(火災報知器)
宿泊室・共用部に設置が必要 - 誘導灯
避難経路を示すための照明。古民家には未設置の場合が多い - 消火器
延床面積に応じて必要本数が決まる - スプリンクラー設備(一定規模以上)
木造建物で客室数が多い場合は義務化
👉 古民家をそのまま活用すると、これらの設備が不足しているケースがほとんどです。
2. 古民家特有のリスク
木造建築の火災リスク
古い木材は乾燥しているため、燃え広がりやすい。
防火区画がなく、火災が一気に拡大する危険があります。
避難経路の不備
- 階段が狭い
- 非常口がない
- 玄関が1つしかない
👉 消防署の現地確認で最も指摘されるポイントです。
設備老朽化
- 古い配線 → 漏電・火災リスク
- 照明・電源不足 → 設備追加工事が必須
3. 北陸三県の消防対応の特徴
石川県(金沢市)
- 金沢市は観光民泊が多いため、消防署の審査が非常に厳しい
- 「木造町家」の場合、避難経路や誘導灯の設置を強く求められる
- 消防署との 事前協議 が必須
富山県
- 富山市では農家民泊や郊外型の簡易宿所が増加中
- 延床面積と宿泊定員による設備要件 がシビア
- 農家住宅でも消火器・火災報知器の設置が必須
福井県
- 福井市は特に 防火基準に厳格
- 誘導灯や防火扉の追加を求められることが多い
- 消防計画書の提出を重視
4. 消防工事にかかる費用の目安
- 火災報知器 … 1台あたり2万〜5万円(複数台必要)
- 誘導灯 … 1基あたり5万〜10万円
- 消火器 … 1本あたり1万〜3万円
- スプリンクラー … 数十万〜数百万円(規模次第)
👉 古民家改修での消防対応は 50万〜200万円規模 になることが一般的です。
5. 実際にあったトラブル事例(北陸)
金沢市
町家を簡易宿所に改修。
→ 消防検査で「避難経路が1つしかない」と指摘され、非常口を新設。追加工事100万円。
富山市
農家住宅を民泊化。
→ 火災報知器を個人用タイプで設置していたが、業務用に付け替え指導。再工事で費用増。
福井市
古民家を宿泊施設に。
→ 誘導灯の設置不足を指摘され、6基追加。工事費80万円。
6. 消防署との事前協議の重要性
- 図面段階で消防署に持ち込み、意見をもらう
- 工事を始める前に必要設備を確定させる
- 「後から追加工事」にならないように調整
👉 消防署との相談は、行政書士+施工業者+消防署三者の連携 が理想です。
7. 当事務所のサポート内容
- 消防署との事前協議・同行
- 必要図面(消防計画)の作成支援
- 関連会社(Kプランニング)による設備工事の実施
- 許可申請と並行したスケジュール調整
👉 「消防協議が複雑で時間がかかる」という声が多いですが、当事務所なら 許可申請+消防調整をワンストップ対応 可能です。
8. まとめ
- 古民家を民泊に活用する際は 消防対応が最大の壁
- 火災報知器・誘導灯・消火器・スプリンクラーなどの整備が必須
- 石川(金沢市)・富山・福井では地域ごとに消防署の指導傾向が異なる
- 消防署との事前協議で追加工事リスクを減らすことが重要
- 専門家に相談し、「許可申請+消防対応+工事」 を一体で進めるのが成功の近道
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