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旅館業許可の事前調査費用は高い?実は契約後の失敗を防ぐ一番安い投資です

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「事前調査だけで費用がかかるのですか?」

旅館業許可をご検討されているお客様から、このご質問をいただくことがあります。

確かに、物件を購入する前や賃貸借契約を結ぶ前に調査費用を支払うことに、抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、私はこれまで多くの旅館業許可案件に携わる中で、

「事前調査をしなかったことによる損失」

を何度も見てきました。

物件価格は数千万円。

リフォーム費用は数百万円。

そこへ消防設備工事や追加改修が必要になり、当初の予定より大幅に予算が膨らんでしまうことがあります。

一方で、契約前に事前調査を行っていれば、そのリスクを把握できた可能性もあります。

今回は、「事前調査は本当に必要なのか」という疑問について、実務の視点からお話しします。


「事前調査なんて自分でできる」と思っていませんか?

インターネットには、旅館業許可に関する情報が数多く掲載されています。

そのため、

「自分で調べれば大丈夫。」

と考える方も少なくありません。

もちろん、ご自身で情報収集することは大切です。

しかし、実際の許可取得では、

  • 建物の状況
  • 建築関係
  • 消防設備
  • 保健所の運用
  • 地域ごとの条例

など、複数の要素を総合的に確認する必要があります。

これらをインターネットの情報だけで判断することは簡単ではありません。


事前調査では何を確認するのか

当事務所では、物件ごとに状況は異なりますが、主に次のような項目を確認しています。

  • 現地調査
  • 建物の利用状況
  • 図面の確認
  • 保健所との事前協議
  • 建築関係の確認
  • 消防関係の確認
  • 用途地域など関係法令の確認
  • 必要な改修工事の整理
  • 開業までのスケジュール

つまり、

「許可が取れるかどうか」

だけではなく、

「どのような準備をすれば開業できるのか」

まで整理しています。


契約後では取り返しがつかないケースもあります

旅館業許可では、

契約後に相談へ来られる方も多くいらっしゃいます。

例えば、

「古民家を購入したので許可をお願いします。」

というご相談です。

もちろん、その段階からでも全力でサポートします。

しかし、

調査を進める中で、

  • 想定外の消防設備工事
  • 建築上の確認事項
  • 図面の不足
  • 改修工事の追加

などが見つかることがあります。

その時には、

すでに物件代金や仲介手数料を支払っているため、

「別の物件を検討する」

という選択肢は取りにくくなっています。


実際には「許可が取れない」のではなく「準備不足」が多い

旅館業許可は難しいと思われがちですが、

実務では、

「絶対に許可が取れない」

というケースよりも、

「必要な準備ができていない」

ケースの方が多いと感じています。

例えば、

  • 図面を整える
  • 消防設備を追加する
  • 必要な改修を行う

ことで、許可取得につながることも少なくありません。

だからこそ、

できるだけ早い段階で課題を把握することが重要なのです。


「調査費用」と「失敗したときの費用」を比べてみてください

事前調査には費用がかかります。

しかし、その費用だけを見て判断するのではなく、

「事前調査をしなかった場合のリスク」

も考えていただきたいと思います。

例えば、

  • 消防設備工事の追加
  • 想定外の改修工事
  • 開業時期の延期
  • 契約後の計画変更

こうした費用や時間を考えると、事前調査は「コスト」ではなく、「リスクを減らすための投資」と考えることができます。


「まだ契約していないけれど相談してもいいですか?」

もちろんです。

実際には、

契約前のご相談が最も効果的です。

物件を比較できる段階であれば、

「こちらの物件の方が旅館業に向いています。」

というご提案もできます。

契約後にはできないアドバイスができることも、事前相談の大きなメリットです。


当事務所が事前調査を重視する理由

当事務所では、

「許可申請だけお願いします。」

というご依頼もお受けしています。

しかし、本当に大切なのは、

許可を取得することではなく、安心して開業できることです。

そのため、

事前調査では、

単に法令を確認するだけではなく、

  • 開業までに必要な準備
  • 想定される費用
  • スケジュール
  • リスク

まで整理したうえでご提案しています。


このような方は事前調査をご検討ください

次のような方は、契約前の事前調査をおすすめします。

  • 古民家や町家の購入を検討している
  • 空き家を宿泊施設として活用したい
  • 不動産会社から物件を紹介された
  • 旅館業と民泊のどちらにするか迷っている
  • できるだけ開業後のトラブルを避けたい
  • 予算オーバーになるリスクを減らしたい

まとめ

旅館業許可の事前調査には費用がかかります。

しかし、その目的は「調査をすること」ではありません。

契約後に後悔しないために、事前にリスクを把握することです。

物件選びは、旅館業経営のスタートラインです。

だからこそ、

「契約してから相談する」のではなく、

「契約する前に相談する」

ことが、結果的に時間と費用を守ることにつながります。


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旅館業許可(簡易宿所)の開業をご検討中の方や、物件購入前に「この建物で営業できるのか確認したい」という方は、お気軽にご相談ください。

当事務所では、現地調査、保健所・消防・建築関係の確認を行い、開業までのスケジュールや必要な改修工事も含めてご提案いたします。

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