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「以前も夜のお店だったから大丈夫」は危険?居抜き物件で失敗しないためのポイントを行政書士が解説

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「以前も夜のお店だったから大丈夫」は危険?居抜き物件で失敗しないためのポイントを行政書士が解説

「前はスナックだったので問題ないですよ。」

「以前もガールズバーが入っていました。」

「夜のお店だったから、すぐ営業できると思います。」

夜のお店の開業相談では、このようなお話をよく伺います。

確かに、居抜き物件には多くのメリットがあります。

しかし、

『以前も夜のお店だった』=『今回も問題なく営業できる』

とは限りません。

実際、

「契約した後に営業できないことが分かった」

「内装工事まで終わったのに許可の取得が難しくなった」

というケースもあります。

特に、

  • キャバクラ
  • ガールズバー
  • コンカフェ
  • ラウンジ
  • バー

などでは、

物件選びが事業の成否を左右することも少なくありません。

今回は、居抜き物件で失敗しないためのポイントについて解説します。


居抜き物件とは?

居抜き物件とは、

前のテナントが使用していた設備や内装を、そのまま利用できる物件をいいます。

例えば、

  • カウンター
  • 厨房設備
  • エアコン
  • トイレ
  • 照明設備

などが残っているケースがあります。

夜のお店では、

  • カウンター席
  • ボックス席
  • 音響設備
  • 看板

などがそのまま利用できることもあります。

そのため、

初期費用を抑えられるというメリットがあります。


なぜ居抜き物件が人気なのか

夜のお店では、

内装工事に大きな費用がかかります。

例えば、

  • 内装デザイン
  • 電気工事
  • 音響設備
  • 照明設備

などを一から作ると、

数百万円単位の費用になることも珍しくありません。

そのため、

既存設備を活用できる居抜き物件は非常に人気があります。

また、

工事期間を短縮できることも大きなメリットです。


「前も夜のお店だった」は安心材料にならない

ここが最も重要なポイントです。

前の店舗が夜のお店だったとしても、

今回も同じように営業できるとは限りません。

なぜなら、

夜のお店といっても、

必要な手続きや営業内容は様々だからです。

例えば、

前の店舗が、

  • スナック
  • バー
  • ラウンジ
  • キャバクラ

のどれだったのかによっても状況は変わります。

また、

以前どのような許可や届出で営業していたのか、

そもそも適法に営業していたのか、

という点も確認する必要があります。


店舗名だけでは判断できない

例えば、

看板に「BAR」と書いてあったとしても、

実際には接待営業を行っていたケースがあります。

逆に、

「ラウンジ」という名称でも、

営業内容によって必要な手続きが異なる場合があります。

夜のお店では、

店名ではなく営業実態

によって判断されます。

そのため、

「前はバーだった」

という情報だけでは、

判断することはできません。


用途地域を確認する

夜のお店では、

用途地域が非常に重要になります。

「駅前だから大丈夫」

「繁華街だから問題ない」

と思われる方もいらっしゃいます。

しかし、

道路を一本挟んだだけで、

取扱いが変わるケースもあります。

実際、

用途地域を確認しないまま契約し、

後から営業できないことが判明するケースもあります。

そのため、

契約前の確認が重要になります。


店舗構造も確認が必要

居抜き物件では、

店舗構造も確認しなければなりません。

例えば、

  • 区画設備
  • 客席配置
  • 見通し
  • 出入口

などです。

前のテナントでは問題がなかったとしても、

営業内容が変われば、

見直しが必要になることがあります。

そのため、

「そのまま使える」と思い込むことは危険です。


図面と現況が違うケースもある

実務では、

図面と実際の店舗が一致していないケースもあります。

例えば、

  • 間仕切りが増えている
  • 客席配置が変わっている
  • 設備が移設されている

などです。

図面だけでは判断できないこともあります。

そのため、

現地確認も非常に重要になります。


内装工事を急ぐのは危険

「すぐ営業したいので先に工事を始めます。」

というケースがあります。

しかし、

必要な確認を終える前に工事を進めてしまうと、

後からやり直しが必要になることがあります。

例えば、

  • 区画の変更
  • 客席の変更
  • 照明設備の変更

などです。

内装工事には大きな費用がかかります。

だからこそ、

工事前の確認が重要になります。


よくある失敗例

ケース1

前の店舗がスナックだったので安心して契約した。


ケース2

BARと聞いていたが、営業実態が異なっていた。


ケース3

契約後に用途地域の問題が判明した。


ケース4

内装工事後に構造上の問題が見つかった。


ケース5

図面と現況が違っていた。


いずれも、

契約前の事前調査で防げた可能性がある事例です。


契約前の事前調査が重要

夜のお店では、

契約後のやり直しが難しいケースが少なくありません。

例えば、

  • 敷金
  • 礼金
  • 保証金
  • 内装工事費

など、

多額の費用が発生します。

だからこそ、

「契約してから相談」

ではなく、

「契約する前に相談」

することをおすすめしています。


当事務所で行っている事前調査

当事務所では、

夜のお店の開業について、

  • 用途地域
  • 店舗構造
  • 営業内容
  • 必要な許可や届出

などを総合的に確認しています。

「この物件で本当に営業できるのか」

「どの手続きが必要になるのか」

を事前に整理した上で、

安心して開業準備を進められるようサポートしています。


まとめ

居抜き物件には、

初期費用を抑えられる、

工事期間を短縮できる、

という大きなメリットがあります。

しかし、

「以前も夜のお店だったから大丈夫」

と考えてしまうのは危険です。

夜のお店では、

  • 用途地域
  • 店舗構造
  • 営業内容
  • 必要な手続き

などを総合的に確認する必要があります。

物件選びを間違えると、

大きな損失につながることもあります。

そのため、

契約前の段階で、

「この物件で本当に営業できるのか」

をしっかり確認した上で、

開業準備を進めることをおすすめします。


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